POTALA COLLEGE

བཀྲ་ཤིས་བདེ་ལེགས། タシーデレチベット語で「こんにちは」
ようこそ、ポタラ・カレッジへ

チベット仏教普及協会(愛称:ポタラ・カレッジ)は、ダライ・ラマ法王直系の正統なチベット仏教を学び実修する拠点として設立された、日本で最初の本格的なチベット仏教の団体です。
このホームページは、チベット仏教普及協会の公式サイトです。本会が主催する定期講習や集中講座の御案内、高僧による灌頂や伝授のお知らせ、出版物の御紹介などを行ないます。



新着情報

6/4 「サカダワ」法要(オンライン併用) 2023.5.31掲載

 「サカダワ」とはチベット暦4月のことで、お釈迦様に有縁の月とされ、功徳を積むのに大変よい機会と考えられています。サカダワの満月の日(チベット暦4月15日、今年の場合新暦6月4日)は、お釈迦様の誕生・成道・涅槃の御縁日とされています。ポタラ・カレッジ東京センターでは、その満月の夜に「サカダワ法要」をオンライン併用で厳修します。
 オンラインは、どなたでも御参加いただけます。教室での参加は、今回は会員・受講者に限らせていただきます。詳しくは、こちらを御覧ください。

定期講習6週めのダウンロード 2023.5.30掲載

 東京センター春からの定期講習 第6週め(5月22日~28日)の各科目の録音ダウンロード御案内メールは、5月30日(火)までに受講者の方々へ全て一斉送信し終えました。ダウンロード御案内メールをお待ちで、まだ第6週までの分が届いていない方は、恐れ入りますがメールかお問合せフォームで御一報ください。
 5月28日(日)に実施した京都教室2科目の録音ダウンロード御案内メールは、29日(月)に前納受講者の方々へ一斉送信しました。この日の分を各回納付で通信受講なさりたい方は、お早めにメール等でお申し出ください。

5/5 GW特別講習「仏教論理学入門 タクリク」 2023.4.25掲載

 今年の連休特別講習は、ガワン・ウースン師の担当で、「仏教論理学入門 タクリク」を5月5日(金・祝)に行ないます。オンライン受講・通信受講対応。
 「タクリク」は、僧院教育基礎課程の一つで、ダルマキールティ(法称)によって確立されたインドの仏教論理学を、初心者向けに簡潔にまとめた内容です。詳しくは、こちらのページを御覧ください。そのページ内で、受講のお申し込みもできます。

4/22~ 春からの定期講習御案内 2023.4.5掲載

 お待たせしました! この春に開講する定期講習の御案内ページが出来ました。こちらです。
 2020年秋から始めて御好評をいただいているオンライン講義を、今期も大半の科目で実施します。教室への出席、オンライン受講、通信受講という3つのやり方を、受講者の方がそのときの御都合に応じ、自由に組み合わせて活用できます。とても便利なシステムです。

 東京センターは、4月22日(土)より順次始まります。新規開講は、次の3科目です。それ以外のクラスは、3月までの内容の継続となります。

1.チベット語 入門 担当:ガワン・ウースン
 土曜 午後3時15分~4時45分 4月22日開講 教室/オンライン/通信併用
 まったく初めてチベット語を学ぶ方が対象の入門コースです。チベット語を勉強すると、仏教の様々な聖典を読めるし、ラマの説法を聴いたり、僧侶たちと会話することもできるなど、多くのメリットがあります。いつかチベット語を学んでみたい」と思っていた方は、とても良いチャンスなので、是非受講を御検討ください

2.大乗荘厳経論 担当:ガワン・ウースン 通信受講専用コース 4月下旬開講
 「弥勒菩薩の五論書」の一つに数えられ、大乗の道の全てが網羅されている『大乗荘厳経論』を読み解きます。大乗仏教を総合的に学びたい方へお奨め

3.宝行王正論 担当:ガワン・ウースン 通信受講専用コース 4箇月下旬開講
 ナーガールジュナ「中観六論書」の一つに数えられるとともに、在家仏教徒の道を説き明かした入門書でもある『宝行王正論』を読み解きます。仏教の基本を学びたい初心者の方へお奨め

2020年に発生したコロナの問題はようやく収束しつつありますが、その影響が経済面も含めて長引くとともに、戦乱や自然災害など五濁悪世の諸相が表面化する状況が続いています。しかし実は、このような時期にこそ、仏教を学び実践するならば、より大きな功徳が得られることになります。なぜかというと、仏教の出発点となる「苦諦(苦しみの真理)」を体験的に受け入れやすい環境だからです。お釈迦様は、生老病死の苦を正しく認識すべきことをお説きになり、それを根本的に完全解決する道として仏教の教理・実践体系を提示なさったのです。それゆえ、現在の困難な状況を修行の道に転じ、教えの要点となる出離や菩提心に思いを深め、自利・利他円満を目指して精進してゆくことが大切だといえます。仏教の中でも密教、とりわけ無上瑜伽タントラは、こうした五濁悪世の様相が強まれば強まるほど、威力を発揮する教えだと説かれています。

4/22~ チベット語入門コース開講 2023.3.23掲載

 まったく初めてチベット語を学ぶ方が対象の入門コースを、2年ぶりに開講します! 毎週土曜 午後3時15分~4時45分、4月22日(土)からスタート。今回もガワン・ウースン師の担当です。教室出席、オンライン受講、通信受講を自由に組み合わせて参加できます。
 チベット語を勉強すると、仏教の様々な聖典を読めるし、ラマの説法を聴いたり、僧侶たちと会話することもできるなど、多くのメリットがあります。ダライ・ラマ法王も、チベット語は仏教を学修するのに最適の言語だと強調なさっています(こちらで、映像を御覧になれます)。
 ポタラ・カレッジ定期講習のチベット語コースは、経験豊富なネイティブの講師が、チベットの伝統的な方法に則して懇切丁寧に指導します。そのため、大学等に於けるアカデミックな語学学習と比べ、実践的な応用力を身につけられます。また、仏教と関連づけながらチベット語を学べる点も大きな特色です。

チベット語の文字(改訂版)

 上の写真は、入門コースで使用するポタラ・カレッジのオリジナルテキストです。最初の半年間では、チベット文字の読み方と、簡単な会話を習得します。これだけでも、チベット文の経軌などを音読できるようになるし、瞑想の中で観想する種字などについての理解も深まります。
 最近は仏教の講習が数多くあるため、チベット語入門コースを開講するのは、数年に一度ぐらいが精一杯です。「いつかチベット語を学んでみたい」と思っていた方は、とても良いチャンスなので、是非とも受講を御検討ください。前回開講時に語学コースで初めてオンライン講義を導入し、講師も2年間の経験を積んできたので、オンライン受講でも充実した学びが実現するはずです。

3/21、4/1-2 春の特別講習・集中講座

 3月下旬~4月上旬の特別講習・集中講座として、次の2つを予定しています。
3/21(火・祝)現観荘厳論の七十義Ⅱ」クンチョック・シタル師担当 1月に行なった新春特別講習の続きの内容です。
4/1(土)・2(日)インド仏教の四学派Ⅳ」ガワン・ウースン師担当 昨年12月に行なった年末集中講座の続きの内容です。
詳しくは、こちらのページを御覧ください。そのページ内で、受講のお申し込みもできます。

3/13~ 教室でのマスク着用について  2023.3.6掲載

 御承知のとおり、「3月13日より、マスクについて屋外・屋内とも原則不要とし、着用は個人の判断に委ねる」という政府方針が先般発表されました。
 本会の役員会で協議した結果、ポタラ・カレッジ東京センター内や京都教室会場内に於ても、上記政府方針のとおり、3月13日(月)以降、マスクの着用は各自の判断とすることになりました。詳しくは、コロナ対策特設ページを御参照ください。

3/7 「祈願大祭」オンライン法要 2023.2.28掲載

 チベット暦の1月15日(今年の場合、新暦3月7日)は、「チョトゥル・トゥーチェン」といい、お釈迦様が神変により魔を降した日とされています。この日を中心に、「祈願大祭(ムンラム・チェンモ)」として様々な法会を厳修するのが、ツォンカパ大師以来の伝統です。ポタラ・カレッジでは、3月7日(火)午後7時45分からオンラインで「祈願大祭法要」を実施します。どなたでも御参加いただけます。詳しくは、こちらを御覧ください。

1/9 新春特別講習「現観荘厳論七十義」 2022.12.28掲載

 2023年の新春特別講習は,クンチョック・シタル師の担当で、「現観荘厳論七十義」を1月9日(月・祝)に行ないます。オンライン受講・通信受講対応です。
 僧院教育の中心課題『現観荘厳論』の要点をまとめた「七十義」の枠組みを概観し、重要と分かっていても取りかかるのがなかなか大変な、『現観荘厳論』の世界を平易に紹介します。詳しくは、こちらのページを御覧ください。受講お申し込みも、そのページの中でできます。

1/3 新年オンライン法要 2022.12.25掲載

 2023年の年明け1月3日に、「新年オンライン法要」を厳修します。どなたでも御参加いただけます。詳しくは、こちらを御覧ください。

12/18 「ツォンカパ大師御縁日」オンライン法要 2022.12.6掲載

 チベット暦の10月25日は、ゲルク派宗祖ツォンカパ大師が御入滅の理趣をお示しになった御縁日で、「ガンデン・ガチュー」といいます。ポタラ・カレッジでは、当日となる12月18日(日)午後6時45分から、オンラインで法要を厳修します。どなたでも御参加いただけます。詳しくは、こちらを御覧ください。

新刊 チッタマニ・ターラー尊成就法 2022.8.1掲載

チッタマニ・ターラー尊成就法

 ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書の第9巻が出来あがりました。『チッタマニ・ターラー尊成就法』。諸仏の衆生救済活動を体現する母尊、ターラーの修行法を紹介・解説する内容です。。
 第Ⅰ部は、灌頂の有無に関係なく誰でも実践できる祈願法。第Ⅱ部は、灌頂を受けてから修行する内容で、無上瑜伽タントラに基づくチッタマニ・ターラーの成就法、及び生起次第・究竟次第の解説。詳しくは、こちらのページを御覧ください。

新刊 所作タントラ成就法集 2021.11.10掲載

所作タントラ成就法集

 ポタラ・カレッジ チベット仏教叢書の第8巻が出来あがりました。『チベット仏教 所作タントラ成就法集1』。所作タントラに属する行法のうち、最も代表的な諸尊の成就法をまとめて収録した一冊です。
 十一面観音菩薩、文殊菩薩、薬師如来、忿怒金剛手の成就法略本等が掲載されています。経軌のチベット文、片仮名読み、和訳を併記していますから、誦えながら観想する修行の実践に便利です。詳しくは、こちらのページを御覧ください。

2019GW 密教伝授の記録ページ 2019.6.9掲載

ツォンカパ大師600年御遠忌を記念して実施した「2019年GW 密教伝授」の保存版記録ページが完成しました。こちらです。

ポタラ・カレッジ 20周年 記念行事 2018.11.22更新

平成30年秋、チベット仏教普及協会(ポタラ・カレッジ)は、設立二十周年を迎えました。大変小規模ながらも有意義な活動を地道に継続してこられたのは、会員・受講者をはじめ、有縁の方々のお蔭です。
このたび、設立二十周年にあたり、10月20日(土)に、記念法要を厳修し、併せて祝賀パーティを開催致しました。
そのほか、10月上旬から11月初頭にかけて、本会会長ゲシェー・ソナム・ギャルツェン師による許可灌頂、専任講師ガワン・ウースン師による成就法解説、副会長クンチョック・シタル師による記念講演などを、二十周年行事として実施しました。
詳しくは、こちらの保存版ページを御覧ください。

リン・リンポチェ猊下結縁御法話成満 2018.7.12掲載

リン・リンポチェ七世猊下

ギャプジェ・ヨンズィン・リン・リンポチェ七世猊下が、7月9日にポタラ・カレッジ東京センターへ御来臨なさり、結縁の御法話「ラムリムの概要」をお授けくださいました。そのときの御様子を紹介する保存版ページをアップしたので、御覧ください。こちらです。
リン・リンポチェ七世猊下は、ダライ・ラマ十四世法王猊下の第一の恩師である先代リン・リンポチェ六世猊下の生まれ変わりとして、現代チベット仏教界で最高位の転生活仏のお一人と位置づけられています。


ガワン・ウースン師の共訳書「倶舎論註」刊行 2017.9.4掲載

全訳 ダライ・ラマ1世 倶舎論註解脱道解明』(現銀谷史明/ガワン・ウースン・ゴンタ 訳、起心書房)が9月末に刊行される予定です。通仏教的な基礎学として有名な『倶舎論』を学ぶのに、大変役だつ一冊です。詳しい情報は、出版元のサイトを御覧ください。こちらです。

2017春の密教伝授の記録ページ 2017.5.16掲載

大阿闍梨チャト・リンポチェ猊下

大阿闍梨チャト・リンポチェ猊下(ギュトゥー寺前僧院長)をお招きして4月に実施した「2017年春の密教伝授」の保存版記録ページをアップしました。こちらです。

「入菩薩行論」和訳本の頒布 2016.5.25掲載

入菩薩行論

ダライ・ラマ法王猊下の来日御法話のテーマとなった『入菩薩行論』の和訳図書を、ポタラ・カレッジで頒布しています。こちらを御覧ください。
2016年5月の法話会場で配付された日本語テキストは、この図書の内容の一部を、翻訳者と本会の了承を得て複写・製本したものです。



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